保険を解約したらいくら戻ってくる?解約返戻金の仕組みと計算方法

保険を解約したときに受け取れる「解約返戻金」の仕組みと、いくら戻ってくるかの調べ方・計算方法をわかりやすく解説します。

解約返戻金とは何か

解約返戻金(かいやくへんれいきん)とは、保険契約を中途解約したときに保険会社から返金される金額のことです。すべての保険に解約返戻金があるわけではなく、積立要素のある保険(終身保険・学資保険・個人年金保険)に発生することが多く、掛け捨て型の医療保険・定期保険は原則ゼロです。

解約返戻金の仕組み

積立型保険では、月々の保険料の一部が「積立金」として蓄積されます。解約返戻金はこの積立金から、解約コスト(手数料・利益調整額など)を差し引いた額です。以下のような特徴があります。

  • 加入直後は極めて少ない:契約初期は保険会社側の事務コストがかかるため、解約返戻金はほぼゼロ〜払込額の数十%程度
  • 年数が経つほど増える:積立が進むにつれて解約返戻金は増加し、一定期間後に払込総額を超えることも
  • 返戻率のピークがある:多くの積立型保険では「払込満了から数年後」が返戻率のピーク。そのタイミングで解約すると有利になる

解約返戻金を調べる方法

  • 保険証券を確認する:「解約返戻金額の目安」が記載された表が添付されているケースが多い
  • 保険会社のWebサイト・アプリ:マイページから現在の解約返戻金額を確認できる保険会社が増えている
  • 保険会社に電話・チャット問い合わせ:「現在の解約返戻金を教えてください」と伝えるだけで即座に確認できる

解約返戻金と払込総額の差に注意

「解約返戻金がある=損しない」わけではありません。加入10年でも解約返戻金が払込総額の80%なら、20%は戻ってきません。解約損失 = 払込総額 − 解約返戻金です。この損失を「見直しによる節約額」で何年で回収できるかが、解約・継続・見直しの判断ポイントになります。上のシミュレーターで試算してみましょう。

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