保険の見直しで「保障の重複」をチェックする方法——無駄な保険料を削る第一歩
生命保険・医療保険・火災保険・クレジットカード付帯保険など、複数の保険で同じ保障が重複していることは珍しくない。重複しやすい保障の種類と、チェックの手順を解説。
なぜ保障の重複が起きるのか
保険は加入するタイミングがバラバラなことが多く、複数の保険会社・複数の商品にまたがって似たような保障を重ねて契約しているケースが少なくありません。特にライフイベント(結婚・出産・住宅購入など)のたびに新しい保険を勧められて加入していくと、気づかないうちに保障が重複しがちです。
重複しやすい保障の代表例
- 弁護士費用特約:自動車保険・火災保険・クレジットカード付帯保険に別々に付いていることがある
- 個人賠償責任特約:自転車保険・火災保険・自動車保険・ペット保険など複数の保険に付帯していることが多い
- 入院給付金:医療保険とがん保険、就業不能保険で重複してカバーしている範囲がある
- 海外旅行保険:クレジットカードの付帯保険と別途加入した旅行保険が重複するケース
重複をチェックする手順
まずすべての保険証券・契約内容を1枚の表にまとめることから始めましょう。保険種類・保障内容・保険金額・保険料を並べて可視化すると、同じリスクに対して複数の保険が備えていることが一目でわかります。クレジットカードの付帯保険は見落とされがちなので、カードの利用規約や会員サイトも忘れずに確認しましょう。
重複していても解約すべきでないケース
個人賠償責任特約のように保険金額に上限がある保障は、重複していても「合算して受け取れる」わけではなく、実際の損害額までしか支払われないのが一般的です。そのため重複部分は解約してよいことが多いですが、生命保険の死亡保障のように「必要保障額を複数契約で分割している」ケースは、重複ではなく意図的な設計であることもあるため、安易に解約しないよう注意が必要です。
重複解消で削減できる保険料の目安
特約単位での重複解消であれば、月々数百円〜数千円程度の削減にとどまることが多いですが、複数の保険で似た主契約が重なっている場合は、年間数万円単位の削減につながることもあります。まずは特約から見直し、大きな主契約の重複は専門家に相談しながら慎重に整理するのがおすすめです。
まとめ
保障の重複は気づきにくいものの、見直せば確実に保険料を削減できるポイントです。すべての保険を一覧化し、特約から順にチェックしていきましょう。
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